起業ではないのですが、それに近いんじゃないか? と思う事例が身の周りであったので紹介したいと思います。
結構な重役の方が退職したのですが、その方は外国の会社に転職して以前の会社でやってたことをそのまま新しい会社でやっています。
これはどうゆうことかと言うと、
ノウハウにコンサルを付けて売ってる状態
と言えると思います。
競業避止義務(競業禁止規定)がある場合、以前の会社の情報を外部に漏らさないという約束をさせられているはずで、違反すると訴えられます。(損害賠償請求など)
しかし、その制限も1〜2年程度なのでそれをすぎて正式に転職したのか、詳しいことを知る立場にないのでわかりませんが。
たまに呑みの席などで情報をとってる程度なので。
割となんでもペラペラ喋る人が多い^^;
製造業の場合初期投資がかなりかかります。(機械とか)
しかし、アジアでは安く設備などを作って安い賃金で雇って製造することが可能なのでこぞって日本企業も参加してますよね。
その方はそこに目をつけて、ノウハウを持たないアジアの国の企業に設備費を出してもらって、彼らにはないノウハウを提供してコンサルすればいいじゃん! と思ったかどうかはわかりませんが(笑)
でもこれ、もしかしたら経営者の本音なのかな?と少し思ったのです。
実際、安く製造して安く売るアジアの企業が増えてきてシェアを脅かされています。
利益は横ばいか下がるのに、工場などの維持費だけでなく、社員一人維持するのにもだいたい支払う賃金の倍以上かかると言われていますし、株主からのプレッシャーもあって経営者も大変そうだし、「本音は工場を持たずにノウハウにコンサル付けて売った方が圧倒的に楽!」と思っていても不思議はないかなと。
しかし、社員を見捨てて、はい辞めます。なんて普通の神経じゃできないわけで。だから上層部はやらない(できない)とは思いますが。
上記の方は単なる転職ではなくて(本人も言われてましたが)勝負に出たのだと思います。
そこで結果を出せばその会社でTOPも狙える。そういう野望があったんじゃないでしょうか?
ちなみにその方はめちゃ嫌われ者でしたけどね(笑)上からも下からも。これ以上ここにいても出世の見込みがなかったから。というのもあるかもしれません。
後日談として今の彼の状況を少し聞くことができたのですが、思ったほどうまくいってないようです。やはり思うようにはなかなかいかないようで。
私も海外勤務の経験がありますが、すんなりとはいかなかったですね。いろんな問題が出てきます。
特に予定、思ったことと違う。工事が雑で設備が使えない。会社で購入したものが紛失する(売ってお金にする社員がいるらしい^^;)など、日本ではあまり起こらないようなこともたくさんありましたよ。
はっきりいって、海外では日本の常識なんて通用しません。
何が起こるか分からない感じですね。
ところで、最近流行りのクラウドファンディングで出資を募る。という方法もありますね。
出資者と起業家を結ぶサービスも探せばネットにたくさんありますし、そういうものを利用するのも1つの手かもしれませんね。
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