積立FXヒデ選択通貨ペア(証拠金維持率200%)はそれぞれいくらまでの下落に耐えられるのか?

通貨ペア 展望 マネーゲーム 破綻
こんばんは! 投資で全てプラスにしてきたヒデです^^今回は、「SBI積立FX実践ブログ!!結果を実況中継中!逆算して算出した結果が実現するのでしょうか?!」企画の続きの記事になります!テーマは各通貨ごとの展望です。

米ドルは前回やりましたので、今回はそれ以外の、オーストラリアドル、人民元、トルコリラについてです!

主な内容としては、証拠金維持率200%の場合、いったいいくらまでの下落に耐えられる(ロスカットされない)でしょうか?というお話です! よろしくお願いします!!

ロスカットされた

オーストラリアドル 毎日購入 レバレッジ2倍 月間2500円購入

豪ドル

レート76円、レバレッジ2倍で証拠金維持率200%

-4千250円÷65.8ドル=-64.6円 76円-64.6円=11.4円/1ドルになったら終わり。

因みに過去55円が最安値です。

かなり安全なラインではないでしょうか? 絶対はないにしろまあまず大丈夫でしょう。

 

以下は読み飛ばしても構いませんよ! 補足程度に!

1ドル=76円固定で6万円(レバレッジ2倍)分購入で計算すると、約450円/年に利息発生

まり、-0.7円くらいまでの下落に耐えられますが、これも利息はあまりあてになりませんね。

7年だと

2万2008円

元が21万円なので、1割+くらいですね。

因みに7年後にレートが105円に上昇したとしたら、

約29万円

ざっくりですが、8万円+2万2千(レートが76円として)=10万2千円のプラスになりますね!

手数料は7年で1100円くらいですね。

※計算は目安です。

オーストラリアドルの未来は?

オーストラリアはよく言われるのが

1992年か27年連続経済成長を遂げている。

国の借金が少ない。国債の信用格付けも高い。

というもので、比較的安定感のある安全な国ですね。

2018年時点でも失業率5%(右肩下がり)、インフレ率2%くらいと好調です。

よくなかった点としては、住宅ローン金利の上昇や干ばつによる内需の悪影響があります。今後の課題になりそうですね。

オーストラリア統計局によると、輸出(資源の価格上昇)は中国を中心に好調なようです。

余談ですが、中国には豊富な鉄鉱石があるはずですが、含有量が少なくその分たくさん採掘しなければならず、採算が取れないためオーストラリアやブラジルからの輸入に頼っているようですね。

ということで、長い目で見れば今はレートが下がっていますが、積立するならいい時期なのかなと思います。この10年(2008年〜)だとだいたい70円台〜90円台を行ったり来たりなんで、また90円台になるように期待しましょう(笑)

 

人民元(中国)CHN 毎日購入 レバレッジ1倍 月間  2500円購入

中国 人民元

レート16円、レバレッジ1倍で証拠金維持率200%

-4千250円÷156.3人民元=-27.2円 16円-27.2円= 11.2/人民元になったら終わり。マイナスってのはないけど(笑)

0円まで大丈夫と。

以下補足

1人民元=16円固定で3万円(レバレッジ1倍)分購入で計算すると、約655円/年の利息発生。

つまり、-0.35円くらいまでの下落に耐えられますが、これも利息はあまりあてになりませんね^^;

これも7年でざっくり計算すると、

3万2千円くらいの利息がつきます。

手数料は7年で1300円くらいですね。

※計算は目安です。

中国の未来は?

米中貿易摩擦問題(関税の掛け合い戦争)がどうなるかで行き先が大きく変わって来そうですよね。

最大限まで関税をかけられた場合、中国で製造する他国の企業の生産効率が落ちて(儲けが減る)「トランプシフト」と言われる他の国への製造拠点の移転や国内投資の減少が起こることが懸念されていますね。

実際にアメリカで製造した方がコストが低い? という試算もあるようです。それか他のアジアの国への移転ですね。

 

この貿易問題は90日の猶予が設けられていて、2019年の2月エンドが期限ですね。さあ、どうなるでしょうか? 中国もわざわざ自分の首をしめるようなことはしないと思いますけど。結果次第では運用方針を転換するかもです。

GDP世界第二位の中国ですが、その割には株価が上がっていないという指摘もあります。つまり盛ってると(笑)

怪しいな〜中国^^;

でも一方で人民元は割安という見方もあるんですよね。

新興国はだいたいそうかもしれませんが。

ビッグマック指数で見ると米ドルに対して43%も割安になっています。

世界のビッグマック価格ランキング( 参考資料))

このビッグマック指数というのは”購買力平価説” が元になっていますが、ビッグマックのレシピは世界どこでも同じになるはずだから価格のレート(比率)からその国の通貨が安いのか高いのかを判断する目安になるだろう。というもの。

 

ビッグマック指数

英国の経済紙「エコノミスト」内に1986年から掲載される指数で、ビッグマックは世界のどこでも品質が同じだからそれらの価格を比較することで対象の通貨が割高なのか割安なのかを算出し、為替の動向を推測しようとするもの。

 

 

購買力平価説=一物一価の法則

例えば日本でテッシュ1箱 200円の時、アメリカで同じものが2ドルだった場合。その時のレートが1ドル=100円なら一物一価の法則が成り立ちます。でも実際は1ドル=110円としたら、法則では1.8ドル(200円)で1箱買えるはずなのに、2ドル(220円)も必要ということですよね? この場合アメリカの方がモノの価値が割高になっているということですね。

 

 

実際には製造、人件費、輸送コストなど国によって違うので当てにならないといった意見も多いですが、こういうのにそういうツッコミはなしでしょう(笑)そんなことは分かってやってるはずなんで。多くの人が知っているであろうビッグマックを題材にしたいい企画だな〜と思います。

俺もこういうの考えてみたいわ〜(笑)

 

トルコリラ 毎日購入 レバレッジ1倍 月間5000円購入

人民元

レート21円、レバレッジ1倍で証拠金維持率200%

-8千500円÷238トルコリラ=-35.7円 21円-35.7円= −14.7円/1ドルになったら終わり。

これもトルコリラがなくならない限りは大丈夫そう。

因みに過去15.4円(2018年)が最安値です。 

 

約、7214円/年の利息発生。

-2.5円くらいまでの下落に耐えられますが、これは他の通貨よりはだいぶいいですかね^^

7年だと

35万2651円の利息

元が42万円なので、8割+くらいですね!

でもトルコは利下げをする可能性も近々ありそうなので、17%くらいで計算すると、25万くらいですね。※2019年2月現在、金利据え置きになっています。

それでも6割+です。

さらに、1トルコリラ=50円 とかになれば元本42万が100万円ですから。

流通量の少ない通貨は売りたいときに売れない懸念がありますが、トルコリラのレートが上昇中に売れば売れると思います。欲しい人がそれだけいるということですから。あまり欲を出さずに早めに利確(売却)するのがいいかなと。

手数料は7年で8千円くらいですね。

※計算は目安です。

トルコリラの未来は?

現政権のエルドアン大統領は独裁者など色々言われているけど、元々は庶民のためにバラックを壊して低所得者向けの住居を建造したり、各種インフラを整備したりそれまでにない政策を実行した実績もあって、いまだに国民に人気が高いです(だいぶ陰りも見ていきていますが)。

しかし、同国は近年では特に高いインフレ率が問題になっています。2018年の9月には前年同月比で24.5%上昇しました。

つまり、例えると1年後に100円のセブンコーヒーが125円になっているということ。そして次の年は156円に。毎年上がっていくイメージ。怖いわ〜😰

ここ10年でみると平均7〜8%くらいか?

10年でモノの価格が約1.8倍になっているということですね。

これは生活きついな〜

大体年2%くらいのインフレ率がいいとされていますよね。その4倍近い上昇率!!

 

ちなみに日本は10年の平均 0.34%くらいですね。1.03倍くらい。まだまだデフレなのですね。

※世界経済のネタ帳より

このような状況になったのは景気刺激策(減税など)が裏目に出た可能性があるようです。結果、

  • 国民の消費が増える=あらゆるモノの需要が増える=供給が追いつかなくなる=モノの値段が上がる=お金の価値が下がる(インフレ)

ということになりがちです。他にも、

  • トルコリラ安+エネルギー(石油、ガス、石炭など)価格の上昇により輸入で財政が苦しくなる。

 

トルコのエネルギー自給率は30%弱くらいです。よって70%は輸入に頼るので、

  • 各種製造、輸送コスト等の増大=モノの価格が上がる=消費が落ち込む=景気が悪くなる。

 

ところで今のトルコリラ安の状況を引き起こしたのがエルドアン大統領だとよく言われます。

普通景気が加熱してくると、モノの価値が上がるので、中銀は市場のお金の流通量を減らしてお金の価値を上げることでバランスを取ろうとします。そこで対策として金利を上げるのがセオリーです。つまりお金を借りた時に支払う利息が増えるので、企業などが借りなくなる。結果、製造、流通などが抑制され過剰なモノの流通を抑えられると。

 

しかし、そうすると「消費(景気)が減速するのでやだ!!」 と言った(多分)のがエルドアン大統領。しかも中銀に圧力をかけてまで阻止しました(ほんとはそんなことはしてはいけません。ということになってるのですが)。

 

そうするうちにテロ発生、アメリカとの関係の悪化などの複合的な問題もあり、あれよあれよというまに下がっていき、とうとう中銀も耐えきれずに大統領を無視して24%に金利を引き上げました(2018)。2018年には過去最低値の1トルコリラ=15.4円を記録しました。

 

高い金利が魅力! と言われますが、そうしないと通貨を買ってもらえない状況だからそうしているわけで。かなり危ない状況なわけですね。

 

しかし、直近の経常収支のデータを見てみるといい方向へ向かっている兆しも見て取れるのです。

みんかぶFXさんによる調べ ※参考資料

2018年の8月から黒字が続いています。つまり家計が黒字化しています。それ以前はほぼずっとマイナスで、しかもかなりヤバイ状況でした^^;本気で通貨危機でした(笑)。(新興国で、外国からの借金に頼る率の高い国だからこうなりました。)

これをきっかけに、信用を取り戻し、海外からの投資などの増加などが見込めるようになればさらによくなるんではないでしょうか?

トルコは「新経済プログラム」のなかで石油などの国産エネルギー開発もすると宣言していますので(黒海があるしね)トルコの未来は個人的には明るいんじゃないかと思っています。

そういったエネルギーは外需に頼る国なので、例えば石油の価格がもろ経済に影響したりするので。若干インフレ率も下降気味ではありますし、(そうはいっても2018年時点で21%くらいあるので全然高いけどw)若い人多いし(平均年齢32歳くらい)

何と言っても親日家の多いと言われるトルコ。どことなく親近感を覚えるのは気のせい?

日本も支援すると言ってますしね!!外務省

もしかしたら今がトルコリラを積み立てる最良のタイミングなのかもしれません!!

と、期待します(笑)

では、みなさんご安全に!!

投資は安全に運用しよう

※なお投資は自己責任で行ってくださいね!

 

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