
今日から数回に分けて”金利”をテーマに書いていきます!
特に”長期金利”は将来の経済予想で決まってくる部分が大きく投資の世界でもよく出てくる話だと思います。この辺りの話がわかるようになると、より投資が楽しくなってくるのではないでしょうか?
ではよろしくお願いします!!
金利とは?
一言で言うと、
お金を借りて返す時に元本に上乗せするお金の事
つまり、貸借料=金利 ということになります。
ところで、よく周りの人と話していて、金利を払うのが馬鹿らしいから一括で購入した方がいい。
といった話を聞くのですが、それはどうかな? と思います。
例えば200万円貯金があります。
その200万円で車を買いました。直後に病気になったため、長期入院となり入院費が必要になったが、保険が後払いなのですぐに払うお金がない。。どうしよう。

このような事が起こることを想像できるでしょうか?
その時、何かあったときのために貯金は手元に残して、給料から月々4万円支払って4年くらいかけて返そう。
としておけば入院費は払えて、なおかつ車も手元に残るわけです。車での事故だって自損事故で車両保険に入ってない場合自腹ですからね。
これが金利というシステムのメリットですよね。
このシステムがなかったらほとんどの人は家だって購入できないでしょう。お金が貯まった頃にはもう40歳〜60歳になってるでしょうし、そのくらいの年齢になるとそれ以外にも色々とお金はかかりますからね。
金利を表す言葉の使い分け。適当に使ってませんか?
まさに昔の私なんですが(笑)
言葉の意味を正しく理解することは大切です。私も以前は間違った使い方をしていたのできおつけたいと思います!
銀行のカードローンなどで借りた場合金利を支払いますが、そのとき借りたお金を元金といいますね。
借りたお金=元金
逆に預けたお金(投資含む)を元本といいます。銀行に預けたり、私のように積立FXに投資したお金がそれですね。
貸したお金=元本
金利と利率は言葉の意味は同じ。でも使われ方が違うって?
金利=利率 なんですが、金利はあらゆるものに使われます。
法定金利が上がった。日本国債金利が上がった。預金金利が上がったなど。
対して利率は少し限定的に使われます。
主に、預金に対する利率とか金融商品の利率に対して使われ、元本に対し%で表示されます。
利息と利子の違い。
これは、元本。つまり投資(預けた)した金額に対する金利(利率)で算出される金額となります。
よく銀行の通帳に”ご利息”と書いてあるのを見た事があると思います。 預金に対する金利を利息と呼びます。
対して債権、国債などお金を借りるために発行する証書に対しては一般的には利子が使われます。
これらは円で表示されます。
まとめ
以上まとめると、
- 借りたお金=元金
- 貸したお金=元本
- 金利はオールラウンドに使われる。利率は主に金融商品などの元本に使われ、共に元金や元本に対する割合(%)である。
- 利息とは元本(預金など) に対してつく金利(%)から算出される金額の事。
- 利子とはお金を借りるために発行する証書(債権など)につく金利(%)から算出される金額の事。
- それぞれ金利と利率は%で表示される。利息と利子は円で表示される。
こうやってちゃんと見ていくと、曖昧な覚え方してる自分に気づきますよね(笑)
次回続きます。
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