

上場しそうな企業の探し方は色々あるかと思いますが、1つの手法として実際にやってみます。
適時開示情報閲覧サービスでキーワード検索
TDnetの開示情報検索を利用します。
今回は “株主分割” と入力して検索してみます。期間は1ヶ月です。
すると、いろんな企業の株式分割の情報が出てくるので、今回は”東海ソフト”の表題をクリックします。
PDFファイルが開き、内容を読んでみると、「現在、東京証券取引所及び名古屋証券取引所第一部への市場変更申請を進めています。」とあります。
このように、はっきりと宣言する例もありますので、特に気になる企業があればHPのIR情報などにアップされるはずなので、こまめにチェックするのがいいですね。
東京証券取引所第2部から第1部への市場変更のタイミングは?
1年ルールというのがあって、東証2部に上場して1年後に上場可能となります。
2019年2月27日に新規上場していますので、そのまま1年ルール適用ですね。
※このルールが適用されない場合もあります。
今回の株式分割の目的は流動性の向上ということですが、市場変更の条件に流動株式数は上場株券等の35%以上とありますので、現在、浮動株(一般の投資家が市場で日々売買する株式)が17.5%なので、これの向上を狙っているのですね。
はっきりと市場変更の意思を示しているので、条件を満たせば早ければ来年の2019年2月末には市場変更される可能性がありますね。
ただ、その時点での業績次第では1部に市場変更しても株価が低調に終わる可能性もあるので、注意が必要です。
東海ソフト(4430)の現在の業績は?
この企業はかなり安定基盤がありますね。
これから確実に伸びてくる IoTソフトの開発や、日立グループ系企業からの信頼もNo.1認定されていますし、すごいですね。
チャートも上昇トレンド、PERも15倍程度。PBRは1.86と割安ではありませんが、自己資本比率も58%くらいだし悪くないですよね!
経常利益も堅実に伸ばしてきている感じなので、パッと見優良企業ですね。
1年後が楽しみですね〜^^
