
アクセス履歴を見てみると、1銘柄分析の閲覧回数が多いようなので、需要があるのかとと思って書きます(笑)
二部に指定替えしてから1年立つと一部昇格の権利がつきます。一部に昇格すると大口の投資期間などの資金の流入で大きく株価が上昇する可能性があるのです。
それを狙おうというのが今回の話の主旨です。

今日の銘柄は(株)キャピタル・アセット・プランニング(3969)です。
業種は、情報・通信業で、生命保険の販売支援システムとコンサルを主体に展開しています。
一部指定替えの条件を満たしているのか? また、その気があるのか? を検証していきたいと思います!
よろしくお願いします。
二部から指定替え基準 | |
株主数 | 2200名以上 |
時価総額 | 40億円以上(指定時見込み) |
純資産 | 10億円以上かつ単体純資産の額が負でない事 |
最近2年間の利益の額の総額 | 5億円以上 |
売買高 | 申請日の属する月以前3ヶ月間、及びその前の3ヶ月間の月平均売買高200単位以上 |
流通株式数 | 2万単位以上 |
流通株式時価総額 | 20億円以上 |
流通株式数(比率) | 35%以上 |
単元株式数 | 100株(指定時見込み) |
一部指定替えの条件確認
- 株主数 2,169名(19.3) 未達!
- 時価総額 73億3000万円
- 純資産 29億6500万円
- 最近2年間の経常利益合計 8億1100万円
- 売買高 2019/7~9の平均 3,722単位 4~6の平均4,222単位
- 流通株式数 3,566,5単位
- 流通株式時価総額 約45億円
- 流通株式数(比率)62.5%
- 単元株式数 100株
※流通株式数は目安です。
株主数が未達ですが、第31期中間報告2018/10/1~2019/3/31内 の情報なので、今は達成しているかも知れません。
株式の [所有者別状況] は有価証券四半期報告書には記載がないので。
2019年2月28日を基準日として、株式分割(2倍)を行って流通量を増やし、さらに同日を基準日とした株主優待の拡充を行って株主数増大を狙うという昇格への黄金のパターンですね。
ただ、拡充と書きましたが、100株(1単元)で2500円相当の商品がもらえるのが、100株〜200株未満で1500円のQUOカード。200株以上で2500円相当の商品となっていて、単純に優待利回りは落ちてますよね!?
まあ、好きなものを買えるQUOカードの方がいいといえばいい気もしますが。。
これは改悪なのか、拡充なのかよくわかりません^^;
財務関係は自己資本比率も50%くらいで問題なさそうです。
内訳を見てみると、純資産のうち80%以上が現金というのもいいですね。
指標的には PER 18.8倍 PBR 2.44倍と、そこまでは高くない気がしますが、そこまで割安でもないですかね。
(予)PEG=0.26倍と、本当?ってくらいに割安ですが、成長率がすごいんですよね。
16年〜18年までの経常利益の成長率が1.9倍と急成長しています。18年〜20年までの予想では1.4倍ほどですが、それでもすごいです。このまま順調にいけば4年後にはさらに2倍になるという事ですから。
まあ、そううまくは行かないとは思いますが、良い企業とは言えるのではないでしょうか?
PER=15倍が標準とされている。
PBR=1倍未満なら割安と言われている。
自己資本比率35%以上なら安心と(一応)言われることが多い
PEG=PER÷1株あたりの当期利益(EPS) ※1倍未満なら割安!
チャートは2019年9月半くらいにゴールデンクロスがみられます。その前にも2回くらいみられますが(笑)
今は横ばいといった感じでしょうか? 力を溜め込んでるイメージ。
景気サイクルからいうと、来年の2月〜8月頃には再上昇してくるかもですね!
でもその前に一部指定替えがありそうな気もしますので、もっと早く上昇し始める可能性もあるのかな? と思っています。
ではまた^^
