
よく、「頭がいい。(悪い)」という表現を聞きますが、これほど曖昧な言葉はないのでないか?と思います。
今日はこの言葉について考察します。
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頭がいいって何? ステレオタイプな無意味な言葉
頭の良さの定義って難しいですよね。
有名大学を主席で卒業した。とか、取得が難しい資格を持っている。とか。。。
そんなことでこの人は頭がいい。と表現します。
でも、仕事ができるかというと微妙だったりします。
仕事に関して言うと、高専卒の方ができる場合もあったりしますからね。
高卒でも学卒より全然やる人もいますし、あまり学歴は関係ない気がします。
確かに研究など、専門的な知識がいる分野に関しては知識がないと太刀打ち出来ないとは思いますが。
要はステレオタイプなんですよね。
例えば、外国の方々の中には、
「日本人は働きすぎ(よく働く)」

という方がいらっしゃいますが、拘束時間が長いだけで、たいして働いてない(内容が薄い)場合も多いですよ(笑)
結局、単なるイメージなんですよね。
あの人は頭がいい!!は逃げの言葉
「自分は頭が悪いが、あの人は頭がいい!!」
とすぐ言う方がいます。
この言葉の裏にあるのは、
「だから私は仕事しなくていいよね? 出来なくていいよね?」
という意味の場合が非常に多いと感じています。
または、できなかったときの言い訳ですね。
なんて虫がいいんだろう。
と、私はいつも思います。
自分で努力しなくていい理由(頭が悪いからできない)を勝手に作り上げ、他人にめんどくさいことを押し付ける。または先に逃げ道を作っておく。
クソだな。とw
と、思ってたんですが、最近はちょっと考え方が変わってきました。

そういった面倒くさいことを押し付けられてやる場合でも、やった方が自分のためになる場合があるからです。
それまではあまりやってこなかった仕事でも、やってみると、なるほど。これはこういう仕組みになっていたのか!
などと、理解が深まり、その後の自分の仕事にいい影響がある事もあります。
今までしたことがない仕事をやることで、新たなアイデアを獲得できることがある事がわかりました。
だったら、今後は積極的にやろう。と思ったわけです。
ありがとう! クソども(笑)

頭がいい人の正体。逆に悪いといわれても気にしなくていい理由。
これまでの話で、頭がいい。というのは明確な基準がなく、都合のいい使われ方をする曖昧な言葉、だとわかります。
これは人によって違うのですね。
もしかしたら、お前は頭が悪い。などと他人からいわれたりして落ち込む人がいるかもしれませんが、気にしなくていいかもしれません。
単にその人の理解を超えているだけの場合もありますしね。
中には高卒だから頭がわるい。みたいなことをいうびっくりな人もいますからね^^;

実例をあげると、東京理科大学を出た人が、工業高校卒で40歳くらいでマネージャー(課長)に異例の昇進した人に対して「工業高校出程度の頭で。。」みたいなことを言っていました。実話です(笑)
私が思う頭のいい人は、
目標を定め、それを実現するのに逆算から仮説を立て、正しい行動が取れる。
こういった人になります。
言い変えると、
解を論理的に導き出せる人。
です。
もっというと、科学的に仕組みを構築できる人でしょうか?
事項でビジネスにおける実例を上げてみたいと思います。
ビジネスにおける頭の良さ。科学的な仕組み構築とは? KPIの設定。
KPI (Key Performance Indicator)
目標達成に必要なプロセスが実行されているかの計測
問. ある1万円の商品を販売する時、広告費はいくらまでならかけても大丈夫か?
かけられる広告費はいくら?
1万円の商品のLTV平均(1人あたり生涯購入平均):1万円×12ヶ月=12万円(平均)
12万円の売り上げに対する経費が24,000円(20%) とする。
1成約について、24,000円くらいは広告費をかけても大丈夫!!ということ ※利益率80%
広告は100%は成約しない!
広告を100打っても100%は成約しませんよね?
なので、100広告に対して、5広告の成約を目標とすると、(目標達成率5%)
24,000円×5%=1,200円(1成約にかけられる広告費上限)
これは例えば20人が広告をみると、1成約する。ということです。 20人×1,200円=24,000円
これをPPC広告で成約したらどうなるか?
1リスト取得のコスト=1クリック30円支払い発生÷0.03(登録率 3%)=1,000円
広告費の上限 1,200円に対して、1,000円で1リスト取れる!
ちょうどいい感じですよね^^
しっかり、利益が出ました!
稼いでいる人はちゃんとこのような計算をしているのですね。
頭いいです(笑)
ただし、これはLTVがわかっている状態からの計算なので、実際はここにたどり着くまでには半年とか1年くらいの準備期間は必要かもしれません。
これをやることで、利益が出るまでに何を改善すればいいのか? といった事もある程度目処が立つわけです。
例えば成約率かもしれないし、リピート率かもしれない。
科学的と書きましたが、例えば、マクドナルドで「ポテトも一緒にいかがですか?」(クロスセル)と一言を添えるだけで、成約率のアップが保証される(結果の保証)ことがわかっています。

これは他の販売のシーンでもよく見かけ手法で、確実に効果があると科学的に証明されているのですね。
LTVについて詳しく知りたい方はこちらん動画が参考になります。面白いですよ。良かったらどうぞ。無料です。