
私は哲学的な話が割と好きなんですが、デール・カーネギーさんの書籍の「悩まずに進め」という本(又はオーディオブック)は何度も読める名著だと思います。
大抵の悩み解決はこの本(オーディオブック)でできるんじゃないでしょうか?
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この本の中で、イエス・キリストの話があって、10人の病人を直してあげたんだけど、感謝の意を示したのは1人だった。という話があります。
つまり10%
人はそんなものなんだから、そこに腹を立てても意味がないよ。という話しだったのです。
この話で思い出したのが、元ZOZOの前澤さんの10億円お年玉キャンペーン。
100万円を1000人に配るやつですね。
上記の考え方でいうと、せいぜい100人くらいしか感謝しないことになりますよね?
岡田斗司夫さんという方の考えなんですが、これは費用対効果が悪いと。
どういうことかというと、
1000人のシングルマザーに100万円を10年あげた方がいい。というのです。
これによって、1000人の子供の親になれる。
年間10億円×10年続ければ、人口の0.1%弱くらいの親になれる。
10年間企画を続けられる根拠はおそらく2,000億円以上の資産があると思われるので、100億円くらい出せるでしょ? という話ですね。
これ結構大きいですよね?
人口の10万人に一人は自分の子供(のようなもの)。ようするに前澤ファリミーですよ。
彼は知名度をあげることを目的としていると思われるので、ランダムに100万円1000人に配るよりそっちの方が費用対効果が高いと。
初めの話に戻りますが、人は善意に対して感謝しない。ということですが、
いくら愛情をかけても「子供は親が思うほど親を思ってくれない」
と、よく言われるように、そんなもんなんだな。ということですね。
それ(感謝されること)を期待するより、強制的(自動的に)にそうなるように(システム化)行動しなさい。ということでしょう。