信用取引残高でみる株価の将来。信用倍率が低いと株価が上がるってホント? を保有銘柄を踏まえて考えてみた!

信用売り 信用買い
投資で全てプラスにしてきたヒデです^^ 。 本日もよろしくお願いします! 

10万円を1年で30万円まで増やせるかチャレンジ企画中!

1ヶ月に3度3.35%+になった時点で利確して年に36回取引すると、約3倍に!

※(1.035^36=3.45倍)×10万円=約30万円 

仮にこれを5年間続けると、490倍ほどになります。なんと、4,900万円!(税金、手数料を考えなければ。)

さて、実現できるんでしょうかね^^ 楽しみです。

 

今日のテーマの信用取引残高とは、信用取引の買いと売りの残高です。

 

信用取引とは、例えば3万円で9万円の株を買う事ができたり、証券会社から株を借りて売って利益をとる事です。

レバレッジがかけられる。というやつですね。

FXでも同じように4万円で100万円の取引が出来ますね。(日本は現在レバレッジ25倍が上限)

似たようなものです。

制度信用取引と一般信用取引の違い

制度信用取引

証券取引所が定めた一定の基準に適合した銘柄で、どの証券会社でも同じ銘柄。

返済期限は6ヶ月以内と決められている。

 

一般信用取引

証券会社が定めた銘柄。証券会社によって扱う銘柄が違う。

返済期限は、無期限、14日、1日など、証券会社が任意に設定できる。

 

ルール上、将来絶対に売ったり買ったり (反対売買)しなければならないので、当然大量に売れば株価下がる。買えば株価上がる。といった方向で影響が出るのですね。

株を保有する身からすれば当然株価が上がったほうがいいので、たくさん売られると困るわけです。

なので、信用買い(将来の売り)の残高が多いほど潜在的な売り需要が多くなり、株価が上がりにくくなるといわれています。

 

しかし、この信用取引残高の重要性については株の勉強本(私が読んだ中)ではあまり出てきません。。。

ホントは少し出てきたんですが、1ページ程度だったので。

 

だいたい最初に出てくるのはPER,PBR,ROEあたりでしょう。

それから自己資本比率がどうとか、チャート 分析がどうとかに入ってみたいな。

 

そんなわけでこの指標は銘柄選びには取り入れてなかったので、今回、自分の保有する銘柄の信用残高チェックを実施しました!

よろしくお願いします!

保有銘柄の信用倍率を確認してみた

信用倍率とは、

信用買い残高 ÷ 信用売り残高

で計算される数値で、信用買い残高の売り残高に対する比率になります。

この倍率が、1.5倍未満(買残の方が売残より多い)なら将来株価の上昇が期待できる(需給良好)。信用売り残高が多い状態だと、1倍未満(売り長)となり、踏み上げによる株価の上昇が期待できるといわれています。

用語

  • 買残・・信用買いの残高
  • 売残・・信用売りの残高
  • 売り長・・信用売りの残高が高い場合の事。この場合、信用倍率が1.0未満になる。

     例10000(買残)÷11000(売残)=0.91倍

  • 踏み上げ・・信用売りをしている投資家の損失覚悟の買い戻しで株価が上昇する事

保有銘柄の信用倍率はいかに?

保有銘柄信用倍率(倍)制度信用売買

北海道コカ・コカコーラ (2573) 

0.00売取引不可

サイバーステップ (3810)

0.00

売取引不可

SIG (4386)  

314.8可能

AICROSS (4476) 

0.00

売取引不可

ダイサン (4750) 

81.67可能

京都機械工具 (5966)

0.00売取引不可

伊豆シャボテンリゾート (6819)

0.00売取引不可

アバールデータ (6918) 

0.00売取引不可

IJTT (7315)  

0.00売取引不可

ホロン (7748)

0.00売取引不可

菊水化学工業 (7953)  

0.00売取引不可

ヒガシトゥエンティワン (9029)

0.00売取引不可

東急レクリエーシヨン (9631) 

0.00売取引不可

グリーンランドリゾート (9656)   

6.37可能

MRKホールディングス (9980)

91.16可能
    以上の結果から以下のようになりました。
  • SIG (4386) 314.8倍
  • ダイサン (4750)  81.67倍
  • グリーンランドリゾート (9656)   6.37倍
  • MRKホールディングス (9980)  91.16倍

いや、信用倍率めっちゃ高いやん(笑)

信用倍率0.00倍の銘柄は売りが認められていないので、0.00になっています。(一般信用の1日取引は可能の銘柄もあります。)

ということはこれらは将来の株価上昇が望めないのでしょうか?

でもそれでいうと、売りが認められない銘柄は全部そうなってしまいますが。。。

 

しかし、どっちにしても信用倍率が高いのは株価が上昇中であれば問題ないんじゃないでしょうか?

 

問題は何か悪材料が出て株価が下がった時ですよね。

 

上がると踏んで、3倍とかレバレッジかけて買ってるんですよね?

追証(証券会社に対する借金)も発生するかもしれないし、この場合売りが爆発的に増えるかもしれません。

 

その時、日々の売買高よりかなり高水準の信用倍率(買残が多い)だと、需給関係が悪化して悲惨なことに^^;

 

なるほど。そういう視点でも株価というのはみないといけないんですね!

 

信用倍率が低いのは経営状態のよくない銘柄だから? だとすると。。。

ちなみに信用倍率が低い銘柄って、売残が多いということで。

何で売るかっていうと将来この銘柄は下がる! とみんながおもうからですよね(笑)

つまり将来性がない銘柄ってこと。

 

そうすると、信用倍率が低いと将来株価が上がる!! って言っちゃうと、ROE(自己資本から生み出す利益がどのくらいかみる指標)が高かったり、業績がいいのにPER(現在の株価を将来の一株利益で割った値で割安感の指標とされる。)が低いからお買い得! みたいな考え方が通用しなくなってしまう。

だって、業績の悪い会社が株価が上がります。って言っているようなもんだからね!

つまり矛盾が生まれてしまうので株の指南書にはあまり載っていないのかな。と思いました。

 

ところで、さっきは信用倍率が高いケースの話でしたが、低い場合、逆に好材料が出たときには下がると思っていたら上がったので、売り組が損失覚悟で買い戻す事で上昇するということでしょう。

そういう意味では確かに信用倍率が低いと上がるといえますが、今書いたようによくない銘柄をそんな理由で買う気には私はなれません。

ではまた!

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