

以前”クエスト” という良さげな会社を楽天証券のスクリーニングで見つけましたが、もう少し詳しく調べてみることにします。
基本、いい株を安く買う。
ピーター・リンチという有名なファンドマネージャーがよく実践していたこととして、
日常生活の中で伸びそうな株を見つける。
というのがあります。
例えば身の回りで最近流行っているゲームだとか、まだそんなに知られていないと思われるが、すごく便利な物とか。
その視点で”クエスト”を見てみるとどうでしょうか?
といっても、普段の生活というより企業向けのサービスを提供しているシステム会社なので、ホームページから情報を取ります。
- エレクトロニクス産業

現在、世界(日本も含む)では製造業のデジタル化・コンピューター化を目指そうという動きがあるようです。
要約すると、販売現場と製造現場などをネットでつないで、販売数や未来の需要を予測(AI)して無駄なく最適な製造を行う。
ということでしょうか。
これらのシステム運用や、保守、支援を行なっているようです。
これは当然これからの世の中で必要とされるので、将来性はありそうですね。
- 金融(保険・証券・銀行)

銀行はこれからAIの導入などで、人をどんどん減らしていくというのは最近よくニュースでやっていますね。
特にクエストは金融業界で40年を超えるシステム保守の実績があるようです。
すごいですね。
デジタル通貨の流通などもこれから増えてくるのは確実ですのでそれに伴うシステム構築の需要も増えるでしょうね。
間違いなく将来性のある分野ですので、これもいいですね。
- 情報通信・メディア

最近は通信事業者が電力会社に変わって電気を扱ったりしてますよね。うちもソフトバンクの「おうちでんき」
にしようかと思っているところです。電気代が安くなるので。
これら膨大な情報(ビッグデータ)の分析基盤の構築は当然必要ですよね。
この流れは今後も拡大していきそうな気がするので、将来性ありですね。
などなど、、ここまで見ても十分将来性(需要)がある会社と思われます。
次に現在の株価が安いかどうか? ですが、PERを見てみます。ここでのポイントは、
収益力のあるいい会社なのに安すぎる。
かどうかです。
妥当PERを2年後の予想1株益から計算してみる
株価というのは将来の1株益の15倍の水準を探って動く傾向がある。
ということで計算してみると、単21.3予想値が94.8円ですから、
94.8×15倍=1422円(2年後の株価予想値) くらいが妥当。今の株価(2019.8)からPERを計算してみると、958円÷94.8円=10倍
まあ、割安は割安ですね。
しかし、激安(PER=5倍前後) かと言われるとそうでもないですよね。
更に2年後の予想成長率から計算してみると、
0.9倍×1.2倍=1.08倍
1.08×15=16.2倍
PER=16倍でもいいんじゃないか?。と導き出されます。ちなみに今(2019.8.27)12.09倍ですね。
そう考えても割安な訳です。
ただし予定どうりの業績になればですが。
そこで業績修正のニュースのチェックが重要になってくるんですね!
逆に予想よりよくなりすぎるというのもあまり良くないことなのかなと思いますね。悪くなるのはもってのほかですけど(笑)
ちゃんと未来予想出来てない事になりますからね。予想外に上がった場合、そこで売っちゃえばラッキーって事にはなりますけど、この会社大丈夫かいな? ってなりますよね。