
昨日に引き続き、スクリーニングの条件を、有利子負債自己資本比率と、ROE(自己資本利益率)(%)にした結果です。
有利子負債自己資本比率 = 有利子負債(利息つき借金)÷自己資本(返済の義務がない会社のお金)×100
ROE(自己資本利益率)(%)= 当期純利益÷自己資本×100
これを言い変えると、借金をあまりせずに、手持ちのお金を上手に使って効率よく利益を生み出している。ということになります。
設定はそれぞれ
- 有利子負債自己資本比率 0~1%
- ROE(自己資本利益率)(%) 10~50%
となっています。数を絞り込むためかなり低め、または高めの設定にしています。
アバールデータ (6918) JQ
半導体製造装置や産業用ロボットなどの組込分野、画像入力・処理モジュールの開発を行う会社
HPトップに「プラチナくるみん」の認定、健康優良企業として、健康保健組合連合会東京連合会より「銀の認定証」を受ける。とあって、なんだろ? とおもって調べてみたら次のような事のようです。
- 「プラチナくるみん」とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、「くるみん」認定を受けた企業のうち、より高い水準の取組みを行った企業が認定を受ける制度。例えば女性が仕事をしやすい環境作りとかそういう事ですね。
- 「銀の認定書」とは社員の健康に関して、しっかり管理したと認められたということらしいです。
ほかにも、各種募金活動、災害復興活動等積極的に行っているようですね。
こういう企業は外から見ても好感度が高そうですよね。
財務的にも、自己資本の60%以上にあたる換金性の高い資産と現金があるし、有利子負債(利子を付けて返さなくてはならないお金)も少ないし、自己資本比率も80%越えだし(会社の方針)
半導体関連が新規設備投資の後倒し(計画の先延ばし)のため 減収となっていますが、いずれ盛り返してくる気がします。
その他の事業は需要等回復基調にあるということなので、大丈夫そうです。
指標的にも、PER10.36倍 PBR1.05倍と割安ですし。
見た目全く問題ない健全な会社ですね。ただ、株主優待はありません。
そこらへんが一般受けしない理由ですかね?
時価総額も140億円弱と大口の機関投資家が手を出せない100億円以下は超えていますが、まだ放置されてるようです。
個人的に全然買ってもいい銘柄ですね。
ではまた^^
